スコットは、“ウエスタンステイツ・エンデュランスラン”という名レースで7連覇を遂げ、
“バッドウォーター・ウルトラマラソン”という灼熱のデスバレーを走る大会では2度優勝。
24時間走ではフルマラソン6回半分の距離、266.01kmを走り、アメリカ記録を樹立した伝説のランナーだそうです。
マクロビオティックは菜食主義というわけではないので
ベジタリアンとは少し違いますが、
かなり近いと思いますので、ご紹介します。
彼は、食事を変えることで新しい発見ができる。
とてもエキサイティングだと言っています。
「菜食主義者になったら、あれもこれも食べられなくなると考えてしまう人が多いかもしれません。しかし、そんなことは全然ないんです。菜食主義になることで、新しく発見する食材もどんどん出てくるんです。エキサイティングでしょう? 未知の食べ物は好奇心をそそられるし、料理するのも楽しいじゃないですか。何より、そんな食べ物は身体にいいんです。ポジティブに考えながら、徐々に、ヴィーガンになっていったんです」
スコットのキッチンには、玄米、豆腐、テンペ(テンペ菌で大豆を発酵させて作るインドネシアの伝統的食品)、
味噌など、それまで食べたことがなかったエスニックな食材が並び始め、
1年半をかけ、スコットがヴィーガンになったのは24歳の時だったそうです。
さらに、このように言っています。
「ヴィーガンになって最初に気づいたのは、余分な脂肪が取れて引き締まったことです。肌も艶が良くなり若返ったし、走った後の疲労回復時間も短くなりました。アスリートのスポーツ寿命は5~10年ですが、40歳の僕が、今も現役で走ることができているのは菜食のおかげだと思います。負傷しても、筋肉に炎症が起きにくくなったし、関節痛も少なくなりました。菜食により、必須脂肪酸をバランスよく摂取することで、身体がより抗酸化するからでしょう。最近測定したコレステロール値は110ほど。年齢のわりには善玉コレステロール値が非常に高く、悪玉コレステロール値が低かったのです」
長時間ランニングをする時、そして、疲労から身体を回復させたい時、何よりいいのは炭水化物だそうです。
スコット・ジュレクのことを教えてくださったぺぺさんは
ビーガンでもマクロビアンでもありませんが、
食事と健康に関してはずいぶん広く知識を持たれている方で、
その結果が現在の状態だと思います。
健康でいきいきと人生を楽しんでいらっしゃる。
と、ブログでしか存じ上げないのですが。
ぺぺさんのブログです。
情報はあふれていますが、
情報を選択する感性をお持ちの方なのだと思います。
ぺぺさんのように人生を楽しんでいらっしゃる方、尊敬します。
スコット・ジュレクについて
http://www.trailrunner.jp/scott.html
http://number.bunshun.jp/articles/-/811658